出だしは熱を持って臨む
言い古された言葉かもしれませんが、恋と愛とは違います。恋に落ちるのは一瞬で情動的ですが、そこから愛になって行くにはもっと深いものが必要です。更に結婚となると表現は悪いかもしれませんが、計算や妥協もある程度は必要になってきます。こうしたプロセスは、注文住宅を建てる際と似ています。ほとんどの人にとって、家を建てるというのは一生に一度のイベントです。先の見えにくい時代にあって何十年にもわたるローンを組む事にもなるのですから、リスクだけを見ると尻込みしてしまいます。それでも注文住宅を建てるという選択をするには、やはり恋にも等しい欲しいという熱い気持ちが必要でしょう。自分の思い描いた理想の生活が手に入る、という希望に満ちた快適な未来を想像出来るかどうかが、一歩を踏み出せるかどうかの分かれ目になります。
長期の視点で冷静さを持って眺める
とはいえ、さすがに勢いだけでは長続きしないのもまた事実です。家作りに当たって理想を持つ事は重要ですが、お金をはじめとした様々な制約条件を忘れてしまっては、結局のところ破綻してしまいかねません。一体どんな制約があるのかは人それぞれですが、考えられる将来像を冷静に見据えて設計する事が重要です。未来というのは一様ではなく将来の選択や環境によっても変化しますので、全てを予見するのは無理ではあります。しかしいくつかの考えうるパターンを想像して、柔軟な設計をする事は可能です。例えば家族構成などでも、想定しうる範囲というのは必ずあるものです。組み替えしやすい間取りにしておく事で、将来の家族の増減や成長度合いにも少しの改修で対応可能になります。
横浜の注文住宅ではハウスメーカーがよく選ばれています。予算を下げやすい割に住みやすいのがメリットです。